アーチェリー古川「銀」 [讀賣新聞]
- ロンドンオリンピックは3日、アーチェリー男子個人で古川高晴が銀メダルを獲得した。日本勢のメダルは、2004年アテネオリンピックの男子個人銀メダルの山本博以来となる。
- 大接戦となった準決勝は、5-5のまま、1射で勝負を決める「シュートオフ」に持ち込まれた。先行の古川が、ど真ん中の10点を射抜いた。これでプレッシャーを受けたオランダ選手の矢は中心をはずれ、古川のメダルが確定した。入れ込みすぎる性格なので「ここぞというときこそ、力を抜け」と自分に言い聞かせた。3度目のオリンピックで決めたシュートオフの完璧な1射は、古川の成長の証だった。
- 男子柔道100キロ超級で上川大樹が2回戦で敗退し、日本男子は全7階級で金メダルを逃した。1964年東京大会で柔道がオリンピック競技に採用されて以降、日本男子が金メダルゼロに終わったのは初めて。女子78キロ級の杉本美香は銀メダルを獲得した。バドミントン女子ダブルスで、藤井瑞希・垣岩令佳組が、カナダペアを下し、決勝進出を決め、銀メダル以上を確定した。
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