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67%「ゼロ」選択 [東京新聞]

  • 将来の原発比率について政府が国民から意見を聴く会が4日、高松市と福岡市で開かれ、すべての日程が終わった。聴取会は7月14日にさいたま市で始まり、仙台、名古屋、富山など11都市で開催された。
  • 発言希望者割合は、「原発比率0%」が67.9%で最も多く、次が「原発比率20~25%」の16.4%で、「原発比率15%」は10.9%だった。「その他」が4.8%あったが、その発言内容は「2030年に0%では遅すぎる」など、もっと切実な0%論が多かった。細野原発事故担当相が「最も重要な聴取会」と位置付ける福島市の会場では、「すべての原発の即廃炉」が圧倒的だった。政府はインターネットやファックスで意見を募るパブリックコメントも今月12日まで実施しており、集計はまだだが、事務局によると既に3万件超が寄せられ「0%が多い」という。
  • 東京電力福島第1原発事故を受けて明確に示された「脱原発依存」の民意。問題は、こうして示された民意を、政府が今後のエネルギー政策にどう反映させるかだ。政府は今月中にも新たな方針を打ち出す予定だが、「9月の民主党代表選で争点にしたくないだけ」と見透かす発言もあった。「国民的議論」をすると言いながら、政党の都合で民意を無視し、十分な検討もせず重要なエネルギー施策を決めるとしたら、国民の強い批判を招くことになるだろう。

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