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年金の将来信じない~負担増の社会 [毎日新聞]

  • 東京都内の学生たちが、公的年金を信頼せず、老後の資金を運用で稼ごうという勉強会を開催している。仕掛け人の大学3年生の佐藤拓海さんが中高生の頃、有力政治家らの国民年金未納問題や、過去に払った保険料が確認できない「消えた年金」問題が発覚した。「こんなむちゃくちゃな制度に保険料を払うなんてばかばかしい」と佐藤さんは思った。
  • 公的年金を信用しないのは、不祥事のためだけではない。佐藤さんの世代は、将来受け取る社会保障給付より、現役時代に払う税・保険料の総額が多い「支払い超過」となるからだ。逆に今の高齢者は支払いより給付が多い「給付超過」となる。両世代間の差額が1億円を超える、と指摘する試算もある。
  • 消費税は高齢者も負担するため、消費増税を社会保障に充てれば、世代間格差はある程度改善する。それでも今の社会保障給付の7割は高齢者向けで、「若者や子育て世代向けは不十分」と佐藤さんは考える。自分が社会人として家や車を買う頃には、膨らむ社会保障費をまかなうために、消費税率が20%近くに上昇しているかもしれない、と思うと怒りを感じる。「高齢者偏重の仕組みに切り込まないと、今の社会保障制度はいずれ息詰まる。なぜ抜本対策をしないのか」。

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