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日中韓、対立の悪循環 [朝日新聞]

  • 東アジア外交の「負の連鎖」が止まらない。韓国の李大統領の竹島上陸を機に日韓関係は大きくきしみ、尖閣諸島をめぐる日中の対立も先鋭化する。東アジア重視を掲げて2009年に誕生した民主党政権だが、ナショナリズムの高まりを背景に、周辺国との関係は混迷を深める。
  • 日本政府は17日、竹島問題をめぐり国際司法裁判所(ICJ)への共同提訴を韓国側に提案することを決めた。しかし韓国側は、「一顧の価値もない」と反発した。野田首相は、李大統領の一連の言動に対して「遺憾の意」を示し、ICJへの共同提訴を韓国側に提案する大統領宛の親書を出した。日韓両政府は、「未来志向の関係構築」を目指してきたが、双方の対立感情が高まっている。
  • 戦後のアジアを引っ張った日本の国力が落ち、中国が台頭する国際環境の激変は、日中関係をゆがませる。「中国はまだまだ力で押してくる」(日本政府関係者)との警戒感がある一方で、国内世論を背景に双方が引くに引けない状況になれば、対立の悪循環が続く。「双方がエスカレートしないよう、どこかで線を引かないといけない」と外務省幹部は危機感を募らせる。
 

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