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節電効果、ピークも余裕 [朝日新聞]

  • 電機事業連絡会が7月の販売電力量をまとめたところ、東京電力を除く9電力で昨年より減った。10電力平均で前年同月比6.3%減。関西電力では10.6%減となり、準備していた「計画停電」は一度もしていない。家庭向け中心の「電灯」は、10電力平均で昨年7月より12.4%減り、関西電力では16.9%減となった。企業向けの「大口」も8電力で昨年7月より少なかった。電力需要が多い昼過ぎに工場などでの使用を減らしたり、自家発電設備を増やすなどして、節電体制を整えつつある。
  • 関西電力では、7月27日には原発が稼働しなかった場合には150万キロワットを超える電力不足になり、八木社長は「大飯再稼働がなければ、厳しい状況だった」と振り返る。しかし、大飯再稼働に反対している大阪府市エネルギー戦略会議は違う見方をしている。7月27日も今夏のピーク需要となった8月3日でも、西日本全体では900万キロワット以上の電力余裕があり、「融通」をすればしのげたという。
  • 同会議の座長を務める植田和弘・京大教授は「原発稼働後でさえ節電できたということは、原発なしでも乗り切れる可能性が高い。どれほど節電が定着しているかを分析し、原発の必要性の議論に生かすべきだ」と話す。全国の電力には余裕があり、このまま節電を続ければ、原発を動かさなくても夏を乗り切れる可能性がある。
 

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