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マンション電力2割安く [日経新聞]

  • NTTグループは、電気代を平均で2割節約できるマンション向け電力サービスを始める。顧客にピーク時の節電を促し、電力需要を分散させる「デマンドレスポンス」と呼ぶ仕組みを取り入れる。東日本大震災後、工場やオフィスに浸透しつつある電力消費抑制の手法が、住宅向けにも広がり始めた。
  • デマンドレスポンスは、電力需要が急増した場合に、発電量の拡大にのみ頼らず、需要家側の消費抑制で対応する仕組み。電気代の節約につながる料金体系の工夫などで動機づけして、ピーク時の節電を促す。NTTでは、時間帯別の料金に昼夜で最大2.5倍の差をつける。受給逼迫時には節電を呼びかけ、消費量を前日より減らした世帯には、減らした量に応じて翌月の電気代の支払いに使えるポイントを付与する。昨年7月、3000戸を対象とした実験では、電気代を平均2割抑制できたという。
  • 電力需要の6割強は既に自由化の対象になっているが、東電などの大手電力会社以外のシェアは2%程度しかない。NTTは、経産省が打ち出した節電マンションへの優遇政策などを追い風に、新サービスで家庭向け電力事業のノウハウを蓄積し、電力の全面自由化を事業機会の拡大につなげる。
 

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