SSブログ
 

線量計、4割つけず [朝日新聞]

  • 福島第1原発事故が起きた昨年3月、東京電力が線量計をつけずに働かせた作業員が、延べ3千人を超え、全体の4割に達したことがわかった。緊急対応として作業班の代表者だけに装着させ、全員が同じ線量を浴びたとみなしていた。東電によると、福島第1原発にあった5千台の線量計の大半が津波で流され、約320台しか残らなかった。他の原発から約500台取り寄せたが、充電器が足りず使用しなかったという。
  • 原発構内は爆発で高線量のがれきが飛散しており、1メートル離れただけで線量が大きく違う場合がある。このため厚労省は各自の被曝線量が正しく記録されない恐れがあると判断し、ただちに改善を口頭で指導し、東電は4月1日から全員に線量計をつける運用に変えた。
  • 朝日新聞の取材で、代表者と10メートル以上離れて作業していた作業員の事例が判明しており、正しい被曝記録が残っていない人が相当数いる可能性がある。がん検診の助成を受けるにも被曝記録は必要であり、正しい記録がないと十分な補償や救済が受けられない恐れがある。
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。