反日デモ、警察と衝突 [朝日新聞]
日本の尖閣諸島国有化に抗議する中国の反日デモが、引き続き数十の都市で行われた。深圳市では、デモ隊が中国共産党の建物に押し入ろうとした。反日デモで党機関が標的になったのは初めて。武装警察が催涙弾を放ち、騒乱状態となった。16日に反日デモがあった主な都市は以下の通り。北京=日本大使館前に約1万人が参加、成都=約5千人が参加し日本製品の排斥呼び掛け、上海=日本総領事の周辺に約1500人集結し、日系スーパーに投石も、広州=日本総領事が入るホテルを千人以上が取り囲み、一部侵入、店舗を破壊、深圳=日系デパートの看板や窓ガラスを破壊。満州事変のきっかけとなった柳条湖事件があった18日にも、反日デモが呼びかけられており、日本企業や日本料理店では同日まで休業する動きが広がっている。
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