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基準地価、津波想定域で下落 [毎日新聞]

  • 国土交通省が19日に公表した2012年の基準地価によると、全国平均が前年比で▲2.7%となり、下落率は2011年の▲3.4%から0.7ポイント縮小した。全国の基準地価は、21年連続の下落となった。ただ、3年連続で下落幅は縮まっており、地価の底打ち傾向がみられる。
  • 国交省は、地価底打ち傾向の要因として、低金利や住宅ローン減税などの政策効果による住宅需要の回復と、東日本大震災の復興需要で被災地の地価にも下げ止まり傾向が広がっていることを挙げている。
  • ただ、近い将来の発生が懸念される南海トラフを震源とする巨大地震で、政府が新たに津波被害の予測を発表したことで、高知、和歌山、三重、静岡をはじめとする四国から東海に至る沿岸部で、地価の下落が目立った。
 

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