「漢字書く力衰えた」66% [讀賣新聞]
- 文化庁は20日、「国語に関する世論調査」を発表した。全国の16歳以上の男女2069人から回答を得た。電子メールなどを使うことで「漢字を正確に書く力が衰えた」と感じている人が66.5%に上った。10年前より25.2ポイント増えた。
- 年代別で「漢字書く力が衰えた」と回答した人の割合は以下の通り。16~19歳=48.7%、20代=74.9%、30代=77.6%、40代=79.5%、50代=77.1%、60歳以上=55.6%。
- 「手で書くのが面倒」と感じている人が42.0%(10年前の10.1ポイント増)、「直接会って人と話すことが面倒」と感じるようになった人も18.6%(同7.3ポイント増)だった。文化庁は、「こうした傾向はさらに広がることが確実で、子供が日本語能力を身につける上で深刻な課題だ」と危機感を募らせている。
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