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石炭火力の新増設再開 [日経新聞]

  • 政府は年内にも、発電所の環境影響評価(アセスメント)を見直し、石炭火力発電所の新増設を認める検討に入る。経産省と環境省がアセスメントの見直し協議の場を作る。ただ、環境省は石炭火力の容認に慎重姿勢であり、議論は曲折も予想される。
  • アセスメントの見直し項目は以下の通り。▽火力発電所の更新審査を短縮、▽火力発電所の新増設審査を迅速化、▽風力・地熱発電所の審査を迅速化、▽火力発電所の更新時の影響調査を事実上省略。
  • アセスメントの審査期間を短縮することで、民間事業者の投資を促す。東京電力は当面、原発に代わる電源として、石炭火力発電所を新設する方針だ。石炭火力の燃料費は、石油の4分の1、LNGの半分以下と安い。このため、夜間も運転する「基礎電源」として活用しやすい。
 

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