民も自も「タカ派」 [東京新聞]
- 26日に行われた自民党総裁選で、安倍晋三元首相が新総裁に選ばれた。代表選で再選した民主党の野田首相と共に、2大政党の顔が決定し、次の衆院選挙の構図が固まった。
- 民主党も自民党も、党内で最も保守的でタカ派のリーダーを選んだ。野田政権は「自民党野田派」と皮肉られている。自民党の総裁候補は、街頭演説の約半分を外交・安保に費やし、「自衛隊の能力向上」や「集団的自衛権」などの言葉が飛び交った。米ワシントンポスト紙と英エコノミスト誌は、日本の右傾化を指摘し、リベラルの不在に警鐘を鳴らす。
- 国民の手が届かないところで決まった民主と自民のタカ派・保守路線。民意の審判を受けるのは、次の衆院選だ。
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