東ガス、東電火力に出資 [讀賣新聞]
- 東京ガスが、東京電力の火力発電所の建て替え計画に参加する方向だ。老朽化した袖ヶ浦火力発電所の建て替えのために東電が設立する新会社に、東京ガスが出資する案を検討する。袖ヶ浦火力は運転開始から30年以上経過している。
- 東電は、原発再稼働が困難な中、火力発電所の活用が急務だが、出力ベースで4割が老朽化による建て替えを迫られている。しかし、原発事故の賠償や燃料費の負担増で、建て替え資金の自力調達が難しくなっている。
- 東京ガスは、袖ヶ浦火力発電所の近くに液化天然ガス基地をもち、同発電所に燃料供給をしている。新会社への参画で燃料の安定供給先を確保するとともに、電力市場の完全自由化を見据え、最新鋭火力発電所の運営に関与する狙いもあるとみられる。
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