安全軽視、見切り配備 [東京新聞]
- 米軍の新型輸送機MV22オスプレイが1日、沖縄の普天間基地に配備された。肝心の安全面は、米政府の事故報告を日本政府が追認しただけの「安全宣言」だ。安全策の多くには「可能な限り」などの但し書きついており、「配備ありき」の姿勢となっている。
- 米軍がオスプレイ配備を進める背景には、人民解放軍の予算を急増させ、装備の近代化を着実に進める中国に対して、アジア太平洋地域の抑止力強化を急ぐ米国の戦略がある。
- 地元の強い反対にもかかわらず、日本政府は日米同盟を重視し、なし崩しでオスプレイ配備を認めてきた。米軍基地の地元を刺激し続けることの影響を懸念する声が、日米双方から出ている。
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