福島検討委、委員発言県振り付け [毎日新聞]
- 東京電力福島第1原発事故を受けて、福島県が実施中の県民健康管理調査で、委員が発言すべき内容を記述した議事進行表が事前に作られていたことが判明した。調査結果への見解の「結語」(結びの言葉)も記されていた。
- 「取扱注意」と書かれたA4版2ページの資料に、発言予定として「セシウム134及び137による内部被ばくについては、合計しても1ミリシーベルト未満であり、相当に低いと評価。他の地域の住民では、さらに低いと思われる」と記されていた。
- 他に「SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)再現データの質疑に終始しない」と求める記述もあった。県の担当者は、「座長(山下俊一・県立医大副学長)のメモ的なものとして作った可能性はある」と話す。
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