ルネサス出資2000億円に [日経新聞]
- 業績が悪化した半導体大手のルネサスエレクトロニクスを官民で買収する計画の枠組みが固まった。日本の半導体産業の再起をかけた取り組みが本格化する。
- ルネサス債権の枠組みは、以下の通り。▽産業革新機構が約1500億円を出資し、3分の2の株式を取得(議決権ベース)、▽トヨタ、日産、ホンダ、デンソー、パナソニック、キャノン、ニコン、安川電気(独ボッシュも検討中、最終的には約10社となる見通し)が約500億円を出資、▽ルネサスはリストラを推進:①国内19工場を半減、②システムLSI事業を分離し、富士通、パナソニックと事業統合―。
- 先にルネサスと出資交渉をしていた米投資ファンドKKRは、官民一体の買収計画が固まったことを受け、撤退する見込み。ルネサスは、日本連合の買収案を受け入れ、11月にも合意する見通しだ。
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