夜・早朝の訓練3.7倍 [朝日新聞]
- 米軍普天間飛行場に配備された新型輸送機オスプレイ12機の訓練は、旧型の輸送ヘリに比べ、普天間飛行場では夜間早朝の使用が3.7倍、伊江島で2.3倍になる。それが米海兵隊の環境審査報告書から浮かび上がる実態だ。
- 沖縄での年間訓練回数の変化は、以下の通り。▽伊江島補助飛行場=旧型ヘリ2880回⇒オスプレイ6760回(2.3倍)、▽ブルービーチ訓練場=旧型ヘリ28回⇒オスプレイ1680回(60倍)、▽普天間飛行場(夜間早朝)=旧型ヘリ76回⇒オスプレイ280回(3.7倍)―。
- 最も負担が大きくなりそうなのは、伊江島だ。米軍佐世保基地の強襲揚陸艦の甲板にそっくりな滑走路があり、オスプレイが離着陸訓練をする。大城勝正・伊江村長は、「防衛政策に協力してきた。そのうえで訓練増に納得できるはずがない」と憤る。
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