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復興へ付け替え横行 [東京新聞]

  • 各府省は、これまで一般会計として扱ってきた事業を、復興予算に付け替えて継続を図っていたことが判明した。一般会計の予算査定は厳しくなっており、関連性のない復興予算獲得に飛びつき、野放図に認められているのが実情だ。
  • 一般会計から復興予算に財源が付け替えられた主な事業は、以下の通り。▽外務省=「21世紀東アジア青少年大交流計画」約70億円(2007~2011年度平均)⇒「アジア大洋州地域及び北米地域との青少年交流」72億円、▽防衛省=「航空機・輸送機の取得など」2015年までに購入⇒「消耗回復のための航空機・輸送機の取得」400億円、▽内閣府「地域自殺対策緊急強化基金」約33億円(2009~2011年度平均)⇒同事業名で37億円、▽文科省=「国際熱核融合実験炉研究支援事業」約53億円(2007~2011年度平均)⇒同事業名で42億円―。
  • 宮入興一・愛知大名誉教授(財政学)は、「日本再生を名目にすれば、復興予算は何にでも使えるため、霞が関は名称や目的を巧みに変更して、復興予算への付け替えを行っている。こうした事態を防ぐには、本年度と来年度の復興特別会計について、有識者などの外部の目を入れて精査する必要がある」と語る。
 

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