SSブログ
 

CO2排出、原発停止で増 [日経新聞]

  • 国内大手製造業の2011年度の温暖化ガス排出量が、2010年度より最大2割増大していることがわかった。各社の環境報告書は、電力使用で発生するCO2について、2010年以前の排出係数で算出しているケースが多い。日経新聞が、原発の稼働率が低下し火力発電が増えた2011年度の排出係数で計算し直した。
  • 2011年度の各社の温暖化ガス排出量は、以下の通り(2011年度係数で計算した排出量と前年比増減率、2010年度係数で計算した排出量と前年比増減率)。①JFEスチール=5410万トン(▲1%)、5320万トン(▲3%)、②東芝=197万トン(+17%)、154万トン(▲8%)、③日産自動車=150万トン(+20%)、127万トン(+2%)、④シャープ=113万トン(+15%)、87万トン(▲11%)、⑤富士フィルム=76万トン(+2%)、70万トン(▲5%)、⑥NEC=47万トン(▲2%)、37万トン(▲23%)―。
  • 2011年度の電力10社の排出係数は、前年度比36%増となった。JFEスチールは、自家発電やコージェネレーション(熱電供給)設備を持つため、電力購入量が少ない。原発稼働率が低いままだと省エネを進める企業の温暖化対策には逆風で、生産の国外シフトに拍車をかける懸念がある。
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。