日産、タイ生産を倍増 [日経新聞]
- 日産自動車は、タイに年産能力20万台規模の完成車工場を新設する。約300億円を投資し、2014年にバンコク郊外のサムットプラカーン県に建てる。生産するのは、タイと周辺国で需要の大きい1トンピックアップトラックと乗用車。
- 日本の自動車メーカーの東南アジア拡充策は、以下の通り。▽日産自動車=タイに新工場、合計年産能力40万台に増強、▽トヨタ自動車=タイでディーゼルエンジンの生産能力を2015年に2倍に増強、▽ホンダ=インドネシアの生産能力を約3倍の20万台に増強、▽三菱自動車=タイで2013年に生産能力を約2倍の50万台に増強―。
- 東南アジアの新車市場(6ヵ国合計)は、中国市場の約7分の1だが、日本車のシェアは9割以上あり、部品産業の裾野も広い。ASEAN(東南アジア諸国連合)がFTA(自由貿易協定)を結んでいる国・地域も多く、輸出しやすい。日本との関係悪化している中国市場への依存度を下げる動きが本格化しそうだ。
2012-10-24 17:05
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