デジタル家電、半年で半額 [日経新聞]
- デジタルカメラや薄型テレビ、録音再生機(レコーダー)パソコンなど、デジタル家電の値下がりが加速している。今春発売のモデルの多くが、半年で50%前後下落している。5年前は、同期間で10~30%の下落だった。
- 具体的な価格下落率は、以下の通り。▽パソコン=今春発売の68機種の平均下落率51%、▽デジカメ=今年3月発売の103機種の平均下落率47%、▽レコーダー=今春発売の4機種の平均下落率44%、▽薄型テレビ=今春発売の29機種の平均下落率34%―。
- 消費者は「家電デフレ」に慣れており、高機能の新製品を価格が下がってから買うメリットを享受できている。一方、家電メーカーや量販店は、利益を稼ぎにくい状況が強まっている。米アップルのiPadのような独創性のあるヒット商品が登場しない限り、この傾向は続きそうだ。
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