オスプレイ、月内に本土で低空訓練 [毎日新聞]
- 森本防衛相は2日、全国知事会議に出席し、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの本土での訓練が開始されると報告した。キャンプ富士(静岡県)と岩国基地(山口県)を使い、低空飛行や空中給油などの訓練を行う。会議に同席した野田首相は、沖縄の負担軽減のため、オスプレイ訓練の本土への分散移転に協力を要請した。
- 本土での低空飛行訓練(高度地上約150メートル以上)について、米政府が6月に公表した環境審査報告書には、東北、四国、九州など6ルートが記載されている。1日1ルート以上、年間各55回ずつ使用するとある。森本防衛相は、報告書記載の回数を飛ぶとの見解を示した。
- 静岡県の川勝知事は、「何の打診もなく、突然のことで驚いている。上から降ってきた暴力にほかならない」と強く反発している。山口県の山本知事も、「明らかになっていない事柄がたくさん残っているとの印象を受けた」と政府・米側の対応を批判する。
コメント 0