大飯地層、判断割れ [毎日新聞]
- 関西電力大飯原発の敷地内を通る断層「F-6破砕帯」について、現地調査した原子力規制員会の調査団は、「活断層」と「地滑り」で意見が分かれた。4日の会合では結論が出ず、7日に再び会合を開き、関電の意見を聞いた上で議論する。
- 新たに見つかった地層のずれが、活断層とみなされる12万~13万年前以降に動いた可能性が高いことについては、意見が一致した。しかし、動いた原因が地震に伴う活動か、地滑りかで5人の委員の見解が真っ二つに割れた。
- 問題のずれについて、関電は10月31日の中間報告で「地滑り」と主張している。大飯原発は、全国で現在唯一稼働している原発だが、「活断層」と判明した場合、規制委は関電に運転停止を求める方針だ。
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