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ストーカー規制、後手 [東京新聞]

  • 神奈川県逗子市のストーカー事件で、千通を超える脅迫めいたメールがあった。しかしストーカー規制法ができた2000年当時、メールが普及途上であったため、電話やファックスと違い、連続メールに対する規制はない。神奈川県警は、メールの文言が丁寧で脅迫的でないとして、取り締まらなかった。
  • 規正法には2005年をめどに見直す付則があり、メールが急速に普及する背景もあったが、その後一度も改正されていない。警視庁によると、今春の都道府県県警の担当者会議では、「連続メールは規制できないのか」との問い合わせが相次いだ。警視庁内には、「議員立法のため、国会で機運が高まらないと改正は難しい」との声もある。
  • 刑事訴訟法では、逮捕状を示して要旨を告げるように定めている。そのため、被害者の住所や結婚後の名字を読み上げた。このため被害を防げなかった。逗子署の山口副所長は、「旧姓を知らせるなど、取り得る手段はあったかもしれない」と話す。ストーカー規制法が成立して12年経つが、実効性はいまだに問題がある。
 

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