福島、終わらぬ除染 [東京新聞]
- 除染を終えた福島県の山間の地域で、除染後しばらくすると放射線量が再び上昇するケースが出ている。風雨で運ばれた放射性物質が線量を上げているとみられる。
- 除染後、線量の値が上がっているのは、いずれも地表付近で、腰あたりの値はぐんと落ちる。しかし生活圏に線量を放つ物質が残っていることが不安材料であることに変わりはない。
- 東北大の石井慶造教授(放射線工学)は、「ある程度汚染されてしまった地域では、除染は一度では終わらない。息の長い取り組みが必要だ」と語る。住民からは、「何度除染すればいいのか」と悲鳴にも似た声が上がる。
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