デジカメ販売1000万台減 [日経新聞]
- デジタルカメラ国内大手6社が、2012年度の販売計画を一斉に下方修正した。前回計画比で1割減の計1050万台の減少となる。2011年度と比較しても、4.5%減と、一転して2年連続の減少となる見通し。
- デジカメ国内6社の世界販売は、以下の通り。◇キャノン=2012年度計画2780万台(前回計画との差▲240万台)、◇ソニー=同1600万台(同▲200万台)、◇ニコン==同2410万台(同▲90万台)、◇富士フィルム==同1100万台(同▲130万台)、◇パナソニック==同800万台(同▲300万台)、◇オリンパス==同730万台(同▲90万台)―。
- 高度なデジカメ機能を搭載したスマートフォンの普及、世界的な景気減速、中国での不買運動などが逆風になっている。レンズ交換式が多いキャノンやニコンは、下方修正しても、前年度比で7~9%増える予定で、安定した収益を見込む。コンパクトカメラ中心のメーカーは厳しい。今後、高機能品へのシフトなど戦略の再構築を迫られそうだ。
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