第3極、二分の流れ [朝日新聞]
- 嘉田由紀子・滋賀県知事は27日、「脱原発」を掲げた新党結成を表明する見通しだ。党名は「日本未来の党」を中心に調整している。総選挙公約は、「原発ゼロ」「環太平洋経済連携協定(TPP)参加凍結」「消費増税凍結」を柱に据えることを検討している。
- 嘉田氏は、「原子力政策の議論をしてほしいと切に思っているが、国政政党を見るとなかなか一本にまとまらない」と語る。嘉田氏は、「第三極中道『脱原発・みどり連合』結成の呼びかけ」案で、原発ゼロを目指す政党が緩やかに集まる「オリーブの木」構想を提唱している。
- 新党は、「脱原発」を掲げる「国民の生活が第一」、「みどりの風」、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」との連携を検討している。日本維新の会に第3極の主導権を握られたきた「脱原発派」の政党は、第3極内の対立軸を鮮明にすることで、新たな勢力を結集できると期待する。
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