脱石原、濃淡鮮明 ~選択の条件 [東京新聞]
- JR八王子駅前で29日、選挙カーの上で、前東京都知事の石原慎太郎の右手を猪瀬直樹が両手で包み込む。「継承」の場面だった。石原が「私のバトンをタッチした」と宣言すると、猪瀬は「改革を続けなくてはいけない」と誓った。
- 石原氏の独自政策に対する主要候補者(届け出順)の考え方は、以下の通り。①新銀行東京:松沢=「清算」、笹川氏=「整理売却」、宇都宮=「清算」、猪瀬=「現状を改善」、②2020年五輪:松沢=「推進」、笹川氏=「推進」、宇都宮=「再検討」、猪瀬=「推進」、③尖閣諸島寄付金:松沢=「海上保安庁へ寄付も」、笹川氏=「寄付者の意見を聞く」、宇都宮=「寄付者へ返還」、猪瀬=「国の新政権に託す」―。
- 主要候補者の立場(「石原都政の継承―転換」と「政党支援のあり―なし」)は、以下の通り。▽松沢=「転換」「政党支援なし」、▽笹川=「どちらかというと継承」「政党支援なし」、▽宇都宮=「転換」「政党支援あり」、▽猪瀬=「継承」「政党支援あり」―。
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