エジプト対立激化 [讀賣新聞]
- エジプトで、大統領を支持するイスラム主義勢力と世俗・リベラル勢力との対立が、大規模衝突に発展した。モリシ大統領が15日に実施すると決定した新憲法案を巡るもの。
- 軍部は、6人が死亡し約700人が負傷した大統領府前に戦車を出動させた。しかし、世俗派は憲法案の見直しなどを求め、引き続き大統領府前でのデモ決行を呼びかけている。
- 中東での民主化運動による独裁政権の崩壊や社会改革は、イスラム主義の台頭を招いている。世俗勢力とイスラム主義勢力の緊張関係により、エジプトの民主化プロセスは不安定化しており、周辺国の民主化の遅れにつながる可能性もある
コメント 0