企業を抜き打ち監査 [日経新聞]
- 金融庁が検討してきた新たな会計監査基準が7日に明らかになった。
- 新監査基準原案の骨子は、以下の通り。▽赤字の継続や不透明な企業統治など不正リスクを列挙、▽リスクが多い場合は抜き打ち監査を実施、▽不自然な企業買収や多額の簿外資産など不正の疑いを確認、▽必要に応じて経営者に説明を求めるなど追加監査を実施、▽監査法人間の引き継ぎでは、前任は後任に問題点を詳しく伝え、監査調書の閲覧請求にも応じる―。
- 大王製紙やオリンパスなどで会計上の不祥事が相次いだことを受け、監査を厳しくし、株式市場の信頼回復を目指す。
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