SSブログ
 

底辺の暮らし、光は ~非富裕層の現実(上) [東京新聞]

  • 26歳のシングルマザーの女性は、新宿歌舞伎町の外れにある認可外託児所に6つの長男を預け、仕事先の風俗店に向かう。息子が眠る間、月平均50万円稼ぐ。家庭内暴力を繰り返した挙句、蒸発した父親が残した借金2千万円を背負わされた。借金返済の目途は立ったが、風俗以外の仕事で暮らしていけるか、不安も残る。
  • 厚労省によると、2010年の母子家庭の平均年収は、各種手当を含めても約290万円で、子どものいる全家庭の平均(約660万円)の半分以下だ。非正規雇用の割合は、5割を超える。シングルマザーだけでなく、単身女性の貧困も深刻だ。国立社会保障・人口問題研究所によると、2010年時点で20~64歳の一人暮らし女性の3人に1人が、標準世帯収入の半分に満たなかった。
  • 練馬に住む33歳の一人暮らしの女性は、面接で結婚や出産の予定を聞かれ、「わからない」と答えると、そこで面接終了となる。正規社員として2度働いたが、いずれも「ブラック企業」で短期で辞めざるを得なかった。政治に無関心だったが、今回はすべての政党や都知事候補者の公約や考えに目を通した。「暮らしをよくしたい」。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。