韓国大統領に朴槿恵氏

• 韓国大統領選は19日、投開票が行われ、保守系与党・セリヌ党の朴槿恵（パククンヘ）候補が当選した。朴氏は、1960～70年代にかけて政権を握った朴正煕（パクチョンヒ）元大統領の娘。東アジアで最初の女性大統領で、韓国初の親子2代大統領にもなる。
• 朴氏は、最大野党・民主統合党の文在寅（ムンジェイン）候補との大接戦を制した。得票率は以下の通り（開票率93.45%）。▽朴槿恵（セリヌ党）＝51.64%（1476万8173票）、▽文在寅（民主統合党）＝47.92%（1370万4156票）―。投票率は75.8%（前回比+12.8ﾎﾟｲﾝﾄ）。
• 文氏は、IT企業家の安哲秀氏と候補一本化を図り、安氏の全面支持を得て急激に追い上げた。しかし有権者は、政界で豊富な経験を持ち、「準備された女性大統領」をキャッチフレーズにする朴氏を選択。前回選挙で10年ぶりに復活した保守政権が継承された。

新聞１面トップ 2012年12月20日【解説】隣国を見て日本を考える

タグ：韓国大統領選 投開票 保守系与党・セリヌ党 朴槿恵 朴正煕 元大統領の娘 東アジアで最初の女性大統領 親子2代大統領 最大野党・民主統合党 文在寅 保守政権