東通、再稼働困難に [朝日新聞]
- 原子力規制委員会は20日、東北電力東通原発の敷地内に活断層が存在する可能性が高いとの判断を明らかにした。外部の専門家4人を交えた評価会議の見解に基づく。
- 東通原発は、日本原子力発電敦賀原発と違って原子炉建屋の直下の活断層ではないため、廃炉に直結可能性は低い。しかし、東通原発は耐震安全性の見直しを迫られるため、当面の再稼働は難しく、停止が長期化する可能性もある。
- 東北電は、1996年設置許可申請時に、活断層に似た地層のずれを認識していたが、粘土が地下水で急膨張する「膨潤」で活断層ではないとした。今回の規制委の会合後も、判断は変わらないと発表した。
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