『敷地内に活断層』一致 [東京新聞]
- 原子力規制委員会は20日の評価会議で、東北電力東通原発の敷地内に多数の活断層が存在する可能性が高いとの判断を明らかにした。規制委が新たな活断層の見解を出すのは、日本原子力発電敦賀原発に次ぐもの。
- 東北電は、地層の乱れを地下水による岩盤の膨張としてきたが、規制委の島崎邦彦委員長代理は、「活断層ではないという主張は到底受け入れならない」と強調した。
- 活断層は原子炉直下ではないため、国の基準にただちに違反しない。しかし、最も近い活断層は約100メートルしか離れておらず、大幅な耐震性の見直しを迫られることは不可避だ。東通原発は、当面再稼働できない可能性が高い。
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