『心の病』休職教員5274人 [毎日新聞]
- 文部科学省は24日、全国の公立小中高校と特別支援学校、中高一貫校の教員約92万人の調査結果を発表した。2011年度中にうつなどの「心の病」による休職は、5274人だった。同省は、今年度中に対策を検討する。
- 「心の病」は、2年連続で漸減したが、2008年から5000人超と、10年前(2002年度2687人)の約2倍の水準が続いている。文科省は、「学級をひとりで受け持ち、保護者との関係の悩みなどを同僚や上司に相談しにくい状況が依然あるのではないか」と見る。
- 一方で、指導が不適切と認定された教員が168人いた(2010年度は208人)。「学習指導要領が理解できず、指導計画が立てられない」「常に指示待ちで書類を作成できない」「生徒に対しマイナスの発言が多い」などの事例があった。
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