福島の子、肥満傾向 [東京新聞]
- 文部科学省の2012年度学校保健統計調査速報によると、福島県の幼稚園から高校3年の子供に「肥満傾向」の割合が増えている。同省は、原発事故後に屋外活動を制限した学校が多く、運動不足が原因の1つだ」と分析する。
- 身長別の標準体重より20%以上重い「肥満傾向」の割合は、前回調査(2010年度)より0.3~5.1ポイント増大した。各年次は、以下の通り。▽小1=前回比4.7ポイント増の9.7%、▽小3=5.1ポイント増の13.5%、▽中3=0.6ポイント増の11.5%、▽高3=1.4ポイント増の14.1%―。
- 福島県教委は、「子どもの将来に影響が出ないような対策が必要だ。学校へのスポーツトレーナーの派遣や地域のスポーツ活動への参加などを進めていく」とする。
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