株価過熱、暮らし厳寒 [朝日新聞]
- 東京株式市場は28日、今年最後の取引で日経平均株価の終値が1万0395円18銭と、今年の最高値をつけた。年末を最高値で終わるのは、1999年以来、13年ぶり。
- 自民党の安倍総裁が11月中旬以降から「大胆な金融緩和」発言をして、株式市場の流れが一転した。「海外投資家が日本株にこんなに注目しているのは(バブル崩壊後の)この20年間で初めて」とJPモルガン証券のイェスパー・コール氏は語る。
- 円も売られ、28日午後5現在の円相場は1ドル=86円31~33銭で、2年4ヵ月ぶりの円安水準となった。過熱する金融市場とは裏腹に、実体経済の指標は冷え込んでいる。現金給与総額は3ヵ月連続で減少。一方で、住宅ローンの金利は早くも上がり始めている。
コメント 0