拉致『解決済み』撤回示唆 [毎日新聞]
- 11月に行われた日朝政府間の局長級協議で、北朝鮮が従来の「拉致問題は解決済み」という立場を変更する可能性を示唆していたことが判明した。北朝鮮側は、変更の条件として、日本側が「最終的に解決した」と認める基準の提示を求めた。
- 局長級協議が行われた時期は、衆院選で安倍総裁が率いる自民党の勝利が予想されていた。北朝鮮は、新政権発足前に協議の枠組みを作り、安倍政権との交渉を有利に進めようとする意図があったとみられる。
- 北朝鮮の長距離弾道ミサイルの発射などで、政府間協議は止まっているが、北朝鮮は早期の協議再開を目指しているとみられる。安倍首相は就任後、「拉致問題は必ず安倍内閣で解決する」と強調している。
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