東京、鳥取の55倍排出 [東京新聞]
- 原発のゴミ(使用済み核燃料)の想定排出量を都道府県別に試算した。2007年~2011年の5年間で、排出量トップの東京は、最小だった鳥取の55倍に上った。上位6都道府県で全体の4割を占める。
- 使用済み核燃料の想定排出量は、以下の通り(2007~2011年、ウラン換算)。▽上位=①東京359.1トン、②大阪339.5トン、③神奈川217.0トン、▽下位=①鳥取6.5トン、②島根8.1トン、③山口16.0トン―。
- 排出量が少ない自治体が、原発のゴミの保管で大きな負担を強いられる現状には、不満の声がある。原子力資料情報室の伴英幸・共同代表は、「大都市をはじめ電力消費地の自治体は今後、排出した燃料への対応を真剣に考えるべき」と指摘する。
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