福島の中3、転校余儀なく [東京新聞]
- 福島第1原発事故で東京都内に自主避難している母親と妹と暮らそうと、都立高校受験を希望した福島の中3男子の希望が、都教育委員会に門前払いされた。全日制高校は、「両親そろって転住」が受験資格となるためだ。
- 選択肢は、①定時制を選択、②福島の高校に入ってから都立高に転学する、③出願までに都内の中学に転校する―となる。友達と一緒の卒業式を区切りに心機一転しよとしていた男子生徒は、がっかりしている。
- 都教委は東日本大震災後、被災地からの高校生受け入れや、住民票を移さず都内へ避難した中学生の受験に特別な配慮をしている。しかし、中学卒業を機に避難するケースは想定していなかった。
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