汚染水、海へ放出検討 [東京新聞]
① 【独自取材】 「汚染水、海へ放出検討」
- 東京電力が、福島第1原発の高濃度汚染水を処理した大量の水の海洋放出を検討している。敷地内に水を貯めるタンクの増設に限界が見えてきたためだ。廃炉計画を審議する24日の原子力規制委員会の検討会で担当者が発言した。
- 東電は、セシウム以外の放射性物質を除去できる新しい処理装置に期待をかけている。実験では、一部の物質を除き、法定濃度を満たす水準まで浄化できたという。しかし、地元漁協は強く反発している。「とんでもない話だ。たとえ、どれほど念入りに処理したとしても放出は一切認められない」(福島県漁協協働連絡会の中田参事)。
- 東電の尾野原子力・立地本部長代理は、「現段階で放出は具体的に考えていない」と釈明する。しかし、いずれ処理水が貯蔵しきれなくなるのは明白であり、地元も納得できる解決策を打ち出す必要がある。
② 【記者会見】 「園田監督『死ね』暴言も」
全日本柔道連盟の上村春樹会長は30日の記者会見で、女子柔道日本代表の園田隆二監督らに暴力などを受けたとして女子選手15人が告発した問題について、「真の解決は見ていないと思っている」と述べ、新たな処分の可能性を示した。
③ 【行政広報】 「赤ちゃんのため禁煙を」
東京都練馬区は6月から、喫煙者がいる新生児家庭を対象に、ニコチンパッチなど禁煙補助剤2000円分を薬局で購入できる「禁煙スタート券」を贈る。新聞1面トップ 2013年1月31日【解説】国民的議論を続ける
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