抜本的な防災策急務 [毎日新聞]
① 【独自取材】 「抜本的な防災策急務」
- 厚生労働省は9日、死傷者12人を出した認知症高齢者グループホーム「ベルハウス東山手」の火災を受けて、各自治体に防火安全体制の徹底と点検を呼びかけた。しかし小手先の対応には限界がある。
- グループホームは小規模なため、100人規模の特別養護老人ホームのように利益を上げられず、スプリンクラーを設置する余裕がなく、安全面が後回しになっている。
- 抜本的に解決するには、「介護報酬の見直し、スプリンクラーの義務付けと補助金の増額」さらに「夜間の人員配置なども含めた総合的な安全対策が必要」と専門家は指摘する。
② 【連続企画】 「芥川賞の魔力 ~ストーリー」
史上最年長の芥川賞受賞者となった黒田夏子さん(75)は、受賞前より顔つきが泰然としたように見えた。「芥川賞作家」の肩書は重たい。だがそれは、作家としての安定と成功をかならずしも保障しない。
③ 【独自取材】 「脆弱な経営基盤」
介護保険法が施行された2000年にスタートした認知症高齢者グループホームは、17万人以上が利用する(2012年10月時点)が、単独経営が多く事業基盤は脆弱だ。また、自力避難が困難な要介護4以上の人の割合も多い。新聞1面トップ 2013年2月10日【解説】長い目で、大きな目で
コメント 0