裁量労働、増加の一途 [東京新聞]
① 【独自取材】 「裁量労働、増加の一途」
- 裁量労働制が、2011年度の過去最多の9365件となった。同制度は、一定時間働いたとみなし、仕事の手順や時間配分を従業員に任せる。「専門業務型」(研究開発職など)が7339件(78.5%)、「企画業務型」(本社のホワイトカラー職など)が2017件(21.5%)。経営者は、残業代抑制というコスト削減効果に目が行きがちだ。
② 【連続企画】 「原発が奪った最後 ~犠牲の灯り」
- 福島県飯館村の大久保美江子(60)の舅(102)が2011年4月に自殺した。村一番の長老だった。全村避難を報じるニュースを見て、「俺、ここから、出たくねぇ」とつぶやいていた。その2ヵ月後、末期の膵臓がんの夫(66)も亡くなった。故郷で看取れなかった。「原発がなければ・・・原発が憎い」。
③ 【独自取材】 「除染危険手当、請求へ」
- 東京電力福島第1原発事故に伴う国直轄の除染作業で、国が支給する危険手当が支払われていなかったとする作業員ら25人が、元請け代表会社の鹿島や下請け企業に対して、計1380万円の請求をする。近く、労働基準監督署に申し立てる。
2013-02-28 14:53
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