区切りじゃない、忘れない [朝日新聞]
① 【独自取材】 「区切りじゃない、忘れない」
- 宮城県石巻市の大川小学校では、児童と教職員計84人が死亡・行方不明となった。「ここの捜索が終われば『区切り』になってしまうのだろうか。時間がたてばたつほど、つらくなる」。大川小で行方不明となった子の帰りを待つ男性は言う。
② 【世論調査】 「家再建『未定・断念』3割」
- 岩手県、宮城県、福島県の被災者やその保護者約1000人のアンケート調査をし、約699人の回答を得た。津波で持家が被災した人416人のうち、「再建をあきらめて土地を手放す(した)」人が13%、「まだどうするか決められない」が17%―。最も大きな理由は、「二重ローンになる」「年齢的に新たなローンを組むのが難しい」が計57%―。
③ 【解説記事】 「復興『自分のこと』として」
- 東北は日本の未来の縮図だ。人が老いていき、減っていき、社会保障も財政も屋台骨がゆらぐ。東北の復興に向け、日本が戦後ずっと未解決としてきた問題が透けて見える。東京一極集中、原発・エネルギー政策、国と地方の主従関係、省庁の縦割り、公共事業への依存―。3.11で何が変わったのか。「わがこと」として考える。
2013-03-11 15:00
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