米の関税維持要求のむ [東京新聞]
① 【独自取材】 「米の関税維持要求のむ」
- 政府は、TPP(環太平洋連携協定)を巡る日米両政府の事前協議で、米国が乗用車を輸入する際の2.5%の関税を5年超、トラックの25%を10年超残すことで大筋合意した。米韓FTA(自由貿易協定)をひとつの基準に、それ以上の長期間の関税維持を認める内容。
② 【司法広報】 「選挙権喪失は違憲」
- 東京地裁は14日、成年後見人が付くと選挙権を失う公職選挙法の規定は憲法に違反すると判断、選挙権の確認を求めていた被後見人の原告の訴えを認めた。定塚裁判長は、「憲法が国民に保障する選挙権を制限することは原則として許されず、やむを得ない理由がある極めて例外的な場合に限られる」と述べた。
③ 【独自取材】 「『国家超えた創作続ける』」
- 昨年のノーベル文学賞受賞者の中国人作家、莫言(ばくげん)氏は東京新聞の取材に対して、「作家に国籍はあるが作品に国境はない。国家を超えた文学の創作が、私の作家としての最低ライン。あくまで人の立場に立った創作を続ける」と語った。「体制内作家」との一部海外メディアから批判に反論した格好だ。
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