1票格差、1.998倍に縮小 [朝日新聞]
① 【政府広報】 「1票格差、1.998倍に縮小」
- 政府の衆院選挙区画審議会(区割り審)は28日、小選挙区の区割り改定案をまとめ、安倍首相に勧告した。小選挙区定数を「0増5減」し、17都県42選挙区の区割りの線引きを見直すことで、「1票の格差」を最大1.998倍と2倍未満に納める。安倍内閣は、勧告を反映した公職選挙法改正案を国会に提出する方針。
② 【企業広報】 「NEC、携帯事業撤退」
- NECは、2013年度中にも携帯電話の自社生産を打ち切る。開発部門は中国のレノボへの売却を目指し、携帯電話事業から事実上撤退する。NECの携帯電話の国内シェアは、2000年代前半は20%台だったが、近年は10%弱に落ち3年連続の赤字の見通し。
③ 【解説記事】 「『一人一票』にはほど遠い」
- 最高裁が衆院選の「1票の格差」を「違憲状態」と判断してから2年後にようやくまとまった区割り見直し案は、最大格差が違憲判断の目安とされる2倍をかろうじて下回ったに過ぎない。政党間の利害が対立し、抜本的な格差是正策は先送りされている。人口の少ない地方に配慮するのも難題となっている。
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