請負作業員の被曝4倍 [朝日新聞]
- 原発で働く電力会社社員に比べ、請負会社など社外の作業員の放射線被曝が、平均で約4倍の線量となっていることが判明した。
- 電力各社が経産省原子力安全・保安院に毎年報告している最新の内容(2010年度)によると、福島第1と第2を除くすべての原発で、放射線業務をしたのは延べ6万2961人。その88%の5万5260人が「その他」(社員以外)で被曝線量は平均1.1ミリシーベルト。それに対する社員は平均0.3ミリシーベルトであり、社員以外の数値が大幅に上回っている。さらに、被曝者全体の占める社員の割合は、被曝線量が高くなるほど減っている。この傾向は2010年以前から続いている。
- 安全教育の水準に社員と社員以外で差があることがひとつの要因であるが、より危険な業務に下請け作業員を当らせているためとみられ、「下請け任せ」の実態を映し出している。
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by 漢土漢方 (2019-11-22 12:13)