消費増税法が成立 [日経新聞]
- 消費税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法は、10日の参院本会議で、民主、自民、公明3党など賛成多数で可決、成立した。賛成188、反対49、欠席・棄権が4。民主党で6人が反対した。
- 現行5%の消費税率は、2014年4月に8%、2015年10月に10%へと2段階で引きあがられる。消費税率の引き上げは、3%から5%になった1997年以来となり、17年ぶりとなる。
- 野田首相は一体改革法の成立を受けた記者会見で、2009年の衆院選の民主党マニフェストに消費増税を明記しなかったことを「深くおわびしたい」と陳謝。その上で「増収分はすべて社会保障として国民に還元される」と約束した。先進国で最悪の状態にある財政の健全化に向け、ようやく一歩を踏み出す。
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