レスリング米満とボクシング村田が金 [東京新聞]
- ロンドンオリンピックは12日、最終日を迎えた。レスリング男子フリースタイル66キロ級で、米満達弘が金メダルを獲得した。第16日の11日には、ボクシング男子ミドル級の村田諒太が金メダルに輝いた。
- 米満達弘が少年だったとき、休日の楽しみは家族そろってカンフー映画鑑賞だった。ヒーローへの憧れは、いつしかオリンピックの夢に。「金メダルを取れる種目」を考え、中学で柔道、高校ではレスリングに打ち込んだ。拓大に入ったあと、中東への武者修行で心身にむちを入れた。イランの地元クラブへの出稽古で、自分を追い込みながら鍛える男たちの姿が刺激になり、これまで以上に練習に熱を入れた。米満は、社会に役立つ起業をする夢がある。金メダルを手に、少年時代に思い描いたヒーローであり続けるつもりだ。
- 日本勢のメダルは、2004年のアテネ大会の37個を超え、史上最多の38個となった。日本時間の13日未明から閉会式があり、7月25日の女子サッカーから始まった熱戦の幕を閉じる。
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