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死の灰1000隻に、恐怖今も [東京新聞]

  • 1954年の米軍ビキニ水爆実験では、第五福竜丸だけではなく、1000隻ものマグロ漁船が死の灰を浴びた。高知県の元高校教諭の山下正寿さんは30年近く調査を続け、船員たちが長く健康被害に苦しみ、がんなどで亡くなった実態を明らかにした。
  • 山下さんたちは、突き動かされるように漁村を訪ね歩き、風評被害や偏見を恐れて沈黙していた漁師たちも口を開いた。身元が判明した被爆者187人中40人は死亡していた。大半は60代前後で、うち13人はがんだった。元船員らの団体を作るなどして補償を国などに求めているが「因果関係が不明」と相手にされない中、元船員らは相次いで亡くなった。調査は今も続いている。
  • 「核の恐怖は30年後、40年後でないと分からない」と山下さん。東京電力福島第1原発の事故後も「放射能の直接的な影響で亡くなった人はいない」という論で再稼働を求める動きがある。市民の被害を過小評価する姿勢は変わっていない、と山本さんは危惧する。
 

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